GRIPWELLトレッキングポールの取扱い方法

GRIPWELLトレッキングポールを正しく快適にお使いいただくための調整・お手入れについてご説明します。

(製品に添付の取扱説明書も必ずお読みください)

 

各部の名称

 

各部の名称は、一般的な名称と異なる場合があります。ご了承ください。

 各部の操作・調整方法

1.ジョイント部の固定・解放

GRIPWELLトレッキングポールは、ポールのジョイント部をひねることにより固定・開放を行うスクリューロック式です。

左手でポールの上段シャフト(中段シャフト)、右手で中段シャフト(下段シャフト)を持ち、右手を時計まわりにひねるとゆるみ、反時計まわりにひねると固定されます。

ロックが開放された状態で、ポールの長さを調整することができます。

手袋をはめた状態、手に汗をかいた状態など滑りやすいときは、ソケット部分を握るようにするとひねりやすくなります。ソケットは握りやすいよう、四角形になっています。

ロックが開放されなくなったりジョイントプラグの破損につながるおそれがありますので、固定の際には必要以上に大きな力をかけないようにしてください。
 

2.ポールの長さ調整

   

ご使用になる方の身長に合わせたポール長さの調整を行います。

適切な長さの目安は「脇をしめ、ポールを真下に突いたときにひじがほぼ直角になる長さ」です。

長さの目安

・男性:110cm

・女性:105cm

男性の場合は先端からグリップまでの長さ目安が110cm、女性の場合は105cmを目安として、各個人に合うように調整します。

なお、上記目安は平地での長さです.勾配の状況にもよりますが、上りの場合は平地での長さに対して5cm短く、下りの場合は5cm長く調整します。

グリップがT型のカーボンショートライトの場合の長さ調整は、後述の「ポールの長さ調整(T)」を参照ください。

3.ポールの長さの決め方

 

各段のシャフト表面に書かれた長さ表示マークを合わせ、ポールの長さを決めます。

 ()中段シャフト、下段シャフトそれぞれに書かれた長さ表示マークを両方とも110cmに合わせて固定すれば、ポール先端からグリップまでの長さが110cmになります。

MAX STOP」と書かれた長さを超えて使用しないでください。十分なロック強度が得られず、事故の原因となります。

4.ストラップの長さ調整(1)

手の疲労を軽減するためにもストラップの長さ調整は大切なポイントです。

グリップ部分を持ち、他方の手でストラップの輪の上側を斜め上に引き上げます。ストラップの輪が拡がります。

グリップがT型のカーボンショートライトの場合、この操作はありません。

 

5.ストラップの長さ調整(2)

   

拡がった輪の下側から手を通します。

グリップがT型のカーボンショートライトの場合、この操作はありません。

6.ストラップの長さ調整(3)

   

ストラップの輪の上に親指をかぶせるようにしてグリップを持ちます。

他方の手でストラップのテープを斜め下に引き、ストラップの輪を手にフィットさせます。この際ストラップを締め付けすぎないようにしてください。

ストラップの輪を手にフィットさせることで、握力のみにたよることなくポールで荷重を支えることができます。

(ストラップを使わずにポールを使うと、ずっと握っていなければならず手が疲れてしまいます)

グリップがT型のカーボンショートライトの場合、ストラップの長さ調整操作はありません。

グリップがT型のカーボンショートライトのグリップの持ち方は、後述の「グリップの持ち方(T)」を参照ください。

7.延長グリップの使い方
 

岩場など急激な段差の変化が連続する場所では、延長グリップとグリップを持ち替えることにより、ストラップの長さを調整することなくポール先端からグリップまでの高さを変えることができます。

延長グリップを使用する際は、図のようにストラップの輪を大きく拡げてください。輪が小さいままだとグリップから延長グリップへの持ち替えがスムーズに行えません。

通常の地形・条件では、極力ストラップを手にフィットさせた状態で使うようにしてください。

グリップがT型のカーボンショートライトの場合、この操作はありません。

8.ポールの長さ調整(T)

   

使う方の身長に合わせたポール長さの調整を行います。

適切な長さの目安は「身長のおよそ半分」です。

長さの目安

・男性:85cm

・女性:80cm

男性の場合は先端からグリップまでの長さ目安が85cm、女性の場合は80cmを目安として、各個人に合うように調整します。

なお、上記目安は平地での長さです.勾配の状況にもよりますが、上りの場合は平地での長さに対して5cm短く、下りの場合は5cm長く調整します。

9.グリップの持ち方(T)

   

図のようにグリップを持ちます。

10.リングの交換方法(1)

ノンスリップラバー(先ゴム)を引き抜いて取り外します。

ノーマルリングを、図の時計まわりの方向に回転させて取り外します。

スノーリングを、図の反時計まわりの方向に回転させて取り付けます。スペアのノーマルリングに交換する際も同様です。

登山道および植生保護の観点から、雪面・凍結面以外で使う場合以外ではできるだけノンスリップラバーを取り付けた状態で使って下さい。また環境保護のため、ノンスリップラバーが脱落しないようしっかりと差し込んで取り付けてください。

11.リングの交換方法(2)

 

シャフトのネジ部分に押し付けるようにしながら、スノーリングをねじ込みます。

12.ご使用後のメンテナンスと保管方法

 

ご使用後は本体に付着した泥や汚れを布などできれいにふき取ってください。

ジョイントのロックを十分に緩めた状態で下段シャフト、中段シャフトを引き抜き分解します。

ジョイントプラグ先端の金属部分を乾いた布等で拭いてください。

長期間ご使用にならない場合は、分解したままもしくはジョイントをロックしない状態でシャフトを組み立て、風通しの良い直射日光が当たらない場所で保管してください。

お手入れの際、潤滑油等はご使用にならないでください。

13.お取扱い上のご注意

(1)本製品は登山およびハイキングでのご使用を目的として設計・製造されています。それ以外の目的では使用しないで下さい。

(2)長さ調節の際シャフトを十分に固定してからご使用ください。固く締め付けてもシャフトが縮むことがあります。ご使用になる前にジョイント部が確実にロックされているか確かめて下さい。

(3)ポールに全体重をかけるような使い方はしないで下さい。

(4)お手入れの際、ジョイント部およびシャフト内部に潤滑油等を塗らないで下さい。

 
 2014 有限会社ヤマプランニング All  Rights Reserved.